生物多様性を利用した農作物生産 〜IBM農業に基づいた自然栽培の実践研究〜

上原 拓也
(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 任期付研究員)

2016年6月18日土曜日

虫の日

昆虫界隈では、6月4日は、語呂合わせで虫の日です。
日本各地で、虫に関するイベントが行われています。

今回は、私が研究をしているつくば市で毎年行われている、
一風変わった、虫の日恒例イベントをご紹介します。

つくば市には農水省の研究機関が集まっているため、
昆虫の(害虫を中心として)研究者が多く勤めています。
ここでは虫の日に合わせて、「蟲の日イベント」が開催されます。

毎年、蟲の日には昆虫研究者が集まり、 セミナーを聴いたり、
日々の実験で犠牲になっている虫たちを供養したりするのです。

これら一連の蟲の日イベントは、数ある研究所の中でも、
敷地内に「蟲塚」を有する農研機構 生物多様性変動センター
(旧称: 農業環境技術研究所)で行われます。



蟲塚は、旧農業技術研究所が東京の西ケ原から
つくばへ移転してくる時に建てられたとされ、
昆虫研究の大家である石井象二郎先生の書があしらわれています。
(なお、蟲塚の経緯についてはこちらに詳しく書かれています。 )

私は、学生の頃からほぼ毎年このイベントに参加しています。
もう研究を引退された方から学部生まで虫に関わっている方が参加しており、
供養後の懇親会では、同窓会的な雰囲気の中で、
虫屋(※注)の熱い昆虫談義が交わされます。

懇親会はいつもちょっと混沌としていますが、
その雰囲気がまた私には心地よいのです。

今回のイベントでは、
私が研究助成をいただいているテーマ「IBM農業」を提唱された
桐谷圭治さんともお会いすることができました。

※注 昆虫愛好家を虫屋と総称し、愛好する分野に応じて蝶屋、
カミキリ屋と呼ぶのが昆虫界隈では粋とされている。

2 件のコメント:

  1. 虫と蟲の違いを初めて知りました。勉強になりました。

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    1. リンク先をご覧になったのですね。私もここで違いを初めて知りました。

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